固定資産税とは、毎年1月1日現在で土地や家屋を所有している人が、その土地や家屋の価格をもとに算定される税額を、その土地や家屋の所在する市町村に納める税金です。固定資産税は、地方税であり、納付先は住まいの自治体となります。固定資産税の対象は「土地・家屋など」です。以下に、土地および家屋に該当するものの例を示します。
- 土地:宅地、農地、山林、雑種地
- 家屋:一戸建て住宅、マンション、アパート、店舗、事務所、倉庫、工場など
固定資産税の税額は、市町村が定める固定資産評価額をもとに算定されます。固定資産評価額は、土地や家屋の市場価値を反映した金額であり、毎年、市町村が評価を行っています。固定資産税の税率は、市町村によって異なりますが、一般的に、土地は1.4%、家屋は0.3%です。
固定資産税は、毎年、4期に分けて納付する必要があります。納付期日は、1月、4月、7月、10月の1日です。固定資産税を納付しなかった場合、延滞金が加算されます。