後期高齢者医療保険とは、75歳以上の方と、一定の障害があると認定された65歳以上の方を対象とした医療保険制度です。2008年4月からスタートしました。
後期高齢者医療保険は、従来の健康保険や国民健康保険とは別に設けられた制度で、都道府県ごとに、全ての市町村が加入する「後期高齢者医療広域連合」が運営しています。
後期高齢者医療保険の保険料は、所得に応じて決められ、市町村から納付されます。保険料を納付することで、被保険者は、原則として、医療費の自己負担割合が20%に抑えられます。また、高額な医療費を支払った場合は、高額療養費の支給を受けることができます。
後期高齢者医療保険は、高齢者の医療費の負担を軽減し、健康で安心して暮らせる社会を実現するための制度です。