介護認定のメリットとデメリットを教えて下さい

高齢化社会の進展に伴い、介護が必要な方が増えています。
介護保険制度では、介護の必要度に応じて要介護認定を行い、段階的な介護サービスの利用が可能になります。しかし、介護認定を受けることにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
この記事では、介護認定のメリットとデメリットについて詳しく解説し、制度を上手に活用するためのポイントを紹介します。

介護認定のメリット

介護認定を受けることで得られる主なメリットは以下の通りです。


1.介護サービスの利用
介護認定の最も大きなメリットは、介護保険で定められた様々な介護サービスを利用できることです。
具体的には、訪問介護、デイサービス、ショートステイ、訪問リハビリテーション、福祉用具貸与、介護予防サービスなどが挙げられます。
介護サービスを利用することで、介護者の負担を軽減し、要介護者の自立を支援することができます。
特に、訪問介護やデイサービスは、自宅で生活しながら介護を受けることができ、生活の質向上に役立ちます。

2.介護保険料の自己負担額軽減
介護保険料は、所得に応じて4段階に区分されていますが、介護認定を受けると、自己負担額が1割から3割に軽減されます。
所得が高いほど、介護保険料の自己負担額が高くなるため、介護認定を受けることで経済的な負担を軽減することができます。

3.介護に関する相談窓口の利用
介護認定を受ける際には、介護認定調査員による面接調査が行われます。
この調査では、要介護者の心身の状態だけでなく、介護者の状況や住環境なども把握し、適切な介護サービスの利用を提案してくれます。
また、市町村の介護保険窓口では、介護に関する様々な相談を受け付けています。
介護に関する不安や疑問を気軽に相談できる窓口の存在は、介護者にとって大きな支えとなります。

4.介護予防サービスの利用
介護予防サービスは、介護状態の悪化を予防し、自立した生活を維持することを目的としたサービスです。
具体的には、介護体操教室、健康相談、栄養相談、フレイルチェックなどがあります。
介護認定を受けている方には、これらのサービスを無料でまたは低料金で利用することができます。
介護予防サービスは、介護の必要度が高まるのを先延ばし、いつまでも元気な生活を送るための重要な支援となります。


介護認定のデメリット

一方で、介護認定を受けることには、以下のようなデメリットも存在します。

1.介護認定調査の負担
介護認定を受けるためには、介護認定調査と呼ばれる面接調査を受ける必要があります。
この調査には、1時間程度かかる場合があり、要介護者にとって負担となる可能性があります。
また、調査結果によっては、希望していた介護サービスを利用できない場合もあります。

2.プライバシーの侵害
介護認定調査では、要介護者の心身の状態だけでなく、介護者の状況や住環境なども把握するため、プライバシーが侵害される可能性があります。
介護認定調査を受ける前に、調査内容や情報取り扱いについて十分理解しておくことが重要です。


3.介護保険料の値上げ
介護認定を受けると、介護保険料の自己負担額が1割から3割に軽減されますが、同時に介護保険料自体も高くなります。これは、介護サービスを利用できるようになるため、介護保険制度の利用者全体の負担が増えるためです。
介護保険料の値上げは、介護者にとって経済的な負担となります。
介護サービスを利用する際には、自己負担額だけでなく、介護保険料の値上げも考慮する必要があります。

4.認定区分の変更
介護認定を受けた後も、要介護者の状態は変化していくため、定期的に介護認定調査を受け、認定区分を見直す必要があります。認定区分が変更になると、利用できる介護サービスや自己負担額が変わるため、注意が必要です。
認定区分の変更は、介護サービスの利用計画に影響を与える可能性があります。定期的な調査を受けるだけでなく、要介護者の状態の変化に注意し、必要に応じて計画を調整することが重要です。

まとめ

介護認定を受けることは、メリットとデメリットの両方があります。
介護サービスを利用することで、介護者の負担を軽減し、要介護者の自立を支援することができますが、同時tにプライバシーが侵害される場合や、介護保険料が高くなるなどのデメリットがあります。
介護認定を受けるかどうかは、要介護者の状態や介護者の状況、家族の希望などを総合的に判断して決める必要があります。介護認定をうけることを検討している場合は、事前にメリットとデメリットを理解し、十分な情報収集を行うことが大切です。

株式会社ホームハンズ

〒658-0044
神戸市東灘区御影塚町1丁目10-7 GoogleMapを見る

  • 神戸市官公庁入札権取得
  • 大阪市入札権取得
  • 大阪府入札権取得
  • 産業廃棄物収集運搬業 許可番号 第077283号
    (運搬会社 : 松本運送株式会社)
  • 兵庫県公安委員会 第631100400018号

引っ越し業者がなぜ終活・相続に取り組むのか?

当社の歴史は、グループ企業のひとつである松本運送株式会社の運送業から始まります。一般輸送というと、荷物を運んで当たり前、終わったら「ご苦労さん」と言われるだけで、私もこれが当たり前だと思っていました。
ある日、お客様の大切な、思い入れのある品物をお届けしたところ、「ありがとう」と言ってもらえました。
私は、その時の「ありがとう」という言葉を今でも忘れる事が出来ず、この「ありがとう」をもっと広めていきたいと思うようになりました。
そこで始めたのが引越業です。
ホームハンズは引越業を始めて38年目に入ります。
私たちは、「親切」「丁寧」「安心」をモットーとし、お客様が喜ばれることを事業とすることを大切にした引越を行ってきました。私たちは、お客様の代わりに、お客様の大切な、思い入れのある家財を毎日、毎日お運びしてきました。
私も当初は引越し現場に行くことも多く、現場から帰ってきたら、「今日はどんなありがとうを言ってもらえたか」という話を、毎日、毎日、当時のスタッフ達と話していました。それは、とても楽しい時間でした。
私は、当時から今でも、お客様に「ありがとう」をどれだけ言っていただけるのかということしか考えていません。

代表取締役 松本 賢吾

引越業に加えリユース業へ

引越は人生においての一つの大きな転機であることを、仕事を通し改めて思うようになりました。
就職、結婚、出産、転職、転勤、大切な人との別れ、色々な場面で引越をお手伝いしてきました。

そんな中、引越の準備中や当日に要らない物が出てくることが多々ありました。
昨日まで使っていた物が要らなくなる。
イコール使える物が「不用(役に立たない)品」になる。
日々こういう現実を目の当たりにし、「使える物を処分するのはもったいない」という長年の思いから、リユース業を始める事にしました。まだ使える家電・家具・食器・衣類などを、当社は必要としている方々へ届けたり、海外の恵まれない方々へ寄付したりすることで、「ゴミ」を減らすことを実現できていますし、またこれによってお客様からの「ありがとう」が増えたわけです。
引越しだけではなく、ご家庭で処分もできず困っている物を、私たちが笑顔で引取り、買い取れない物はお引取させていただく。そこでまた「ありがとう」と言っていただける。
そういう「ありがとう」を追い求めて、今までやってきました。

そして生前・遺品整理へ

そんな中、私の友人の両親がお亡くなりになり、「実家の家財など一式処分して欲しい」という相談が届きました。
私たちは、遺品を「処分」ではなく「リユース(必要としている人、ところへ届ける)」という考え方なので、お茶碗や、使い古しの鍋・食器でも大切にお引取をさせていただきました。 友人が「それを引き取ってどうするの」と聞いてきたので、「全て海外の恵まれない人たちに寄付するよ」と言ったところ、友人も奥様も非常に喜んでくれて、私は「ああ、これなんだ。こういう喜びの声を広めていこう」と改めて思いました。

いくら不要だと言っても、まだ使えるものをゴミにするとお客様は不愉快になる。
当然、私自身もそういうことをしたくないという思いから、まだ使える物は使えるようにする仕組みを構築していこうと、フィリピンやカンボジアへ持って行ったり、海外には持って行けないものがあれば国内の必要な人・ところへ届けることにしました。その結果、今、当社で「ゴミ」というものはほとんどありません。

ただの遺品整理ではない

そして、私たちからすると当たり前のことが、世間の遺品整理業者からすると当たり前ではないことにも気づきました。
私たちは、衣類や、布団まで引き取り、再利用をしています。
機密書類を破棄されたい場合は、溶解処理をして、その証明書を発行しています。
パソコンを手放したい場合も、データ消去し、データ消去証明書まで発行しています。
このように個人情報保護法に基づき、きっちりと行っているのです。

このような活動が、ご依頼主様、そして遺品整理などをご紹介くださった士業の皆様に大変気に入って頂けていると自負しています。

引越業者が、なぜ終活・相続に取り組めるのか

さまざまなご要望にお応え出来るように、
このような終活チームを組みました

  • 遺品整理士
  • 税理士
  • 司法書士
  • 行政書士
終活チーム

生前・遺品整理のプロフェッショナル

代表取締役 松本 賢吾

要は、お客様が安心して頼める会社、そして感動までを与えられるような、そんな会社を私たちのノウハウを活かせば出来るんじゃないかと思ったわけです。
そして、生前・遺品整理をする上で、物の整理や残置物撤去だけではなく、相続や介護サービスなど終活そのものを引き受けられるような事業ができたら、困っているお客様を助けられるのではないか、もっとお客様に喜んで頂けるのではないかと思い、この度、当社の思いに賛同してくださる税理士さん、司法書士さん、行政書士さんをはじめとする士業の皆様と手と手を結ばせていただくことになりました。
私たち終活チームは、これからもお客様からの「ありがとう」を求めて、この終活事業を進めてまいります。

  • 遺品整理士 林 孝至
  • 遺品整理士 永吉 遼
  • 受付窓口 塚本
  • 受付窓口 大西

税務のプロフェッショナル

税理士法人アルマック神戸 粉河様
なぜホームハンズに賛同したのか

ホームハンズさまが「引越」という人生における大きなイベントを担っており、当該イベントにおいてお客さんと接点を持ち、お客さんのニーズをキャッチされ、「少しでもお役に立とう」と懸命にお仕事をされているからです。
また、私はホームハンズさまの顧問税理士であるという立ち位置からも、ご協力をしないという選択肢がなかったためでもあります。

代表松本となぜ仕事をしようと思ったのか

お客さんの潜在的なニーズを掘り起こす鋭い感性に頭が下がるためです。また、私自身が会計という仕事を通じて松本社長とお話しをする機会も多く、上記の終活事業についてご説明を受け、お客さんの大切な家財を「いかに活かす」かといった観点で仕事に取り組まれようとされていることに感銘を受けたのも大きな要素であります。

終活・相続のプロフェッショナル

あんどぷらす株式会社 中川様
なぜホームハンズに賛同したのか

まず、お客様の想いのこもった荷物や遺品を大事に扱っていただけるからです。
特に出来るだけリサイクル(売れるものは売る!売れないものはアジアの諸国に送る!)して、無駄なく次の世代に残していこうとする考えに賛同しています。
そして、実際にお客様からの評判が良いです。
スタッフの方々の仕事が丁寧。特に、経験豊かなスタッフの方が現地で一部屋一部屋全ての荷物を丁寧に確認の上で見積を作成してくださるので、納得の明朗会計で有難いです。

代表松本となぜ仕事をしようと思ったのか

終活・相続を単にビジネスのマーケットとして捉えるのではなく、高齢者やお独り身の方といったお客様のために『何が必要で、何をすれば喜んでくれるか』を『真剣に誠実に』考えて取り組まれているから、一緒に仕事がしたいと思いました。
お客様のために『真剣に誠実に』取り組んでいる士業や他業種の方々と連携して『終活・相続チーム』を編成したい、という熱い想いと強い意欲に惹かれました。