遺品整理士って何?

近年、高齢化社会の進展や核家族化により、遺品整理の需要が急増しています。
残された遺品は、故人との思い出が詰まった大切な品々であると同時に、遺族にとって大きな負担となる場合もあります。

そんな時、頼りになるのが「遺品整理士」です。
遺族の心と向き合い、故人の想いを尊重しながら、遺品の仕分け、不要品の処分、清掃などを行い、
新たな一歩を踏み出すためのサポートをしてくれます。

この記事では、遺品整理士の役割、仕事内容、必要なスキル、依頼する際の注意点などを詳しく解説していきます。

遺品整理は、単なる作業ではなく、故人との最後の対話であり、遺族の未来への架け橋となる大切なものです。
この記事をとして、遺品整理士という仕事への理解を深め、大切な人との別れを乗り越え、新たな一歩を踏み出すためのヒントになれば幸いです。

遺品整理士とは?

遺品整理士とは、故人が亡くなった後に残された遺品を整理する専門家です。
遺族の意向に沿って、遺品の仕分け、不要品処分、清掃などを丁寧に行います。
近年、高齢化社会の進展や核家族化に伴い、遺品整理の需要が高まっており、遺品整理士の仕事も注目されています。

遺品整理士の役割は?

遺品整理士は、単に遺品を整理するだけでなく、以下の役割も担っています。

■遺族の心のケア
  悲しみや喪失感に直面している遺族の心に寄り添い、話を聞いたり、励ましの言葉をかけたりします。

■故人への経緯
  故人の人柄や想いを理解し、遺品を尊重しながら丁寧に扱います。

■秘密保持
  遺品の中には、個人情報が含まれているものもあります。
  遺品整理士は守秘義務を徹底し、遺族のプライバシーを守ります。

■専門知識の提供
  遺品整理に関する法令や手続きについて、遺族にわかりやすく説明します。

■心の整理をサポート
  遺品整理をとして、遺族が故人と向き合い、心の整理をするためのサポートを行います。

遺品整理士の仕事内容は?

遺品整理士の仕事内容は、主に以下の通りです。

■遺族との相談
  遺族の意向を聞き取り、遺品整理のスケジュールや費用などを決めます。

■遺品の仕分け
  遺品を故人の思い出の品、貴重品、不要品などに仕分けます。

■不要品の処分
  不要品は遺族の希望に合わせて、リサイクル業者に依頼したり、処分したりします。

■清掃
  遺品整理後、住居を清掃します。


  

遺品整理士になるには?

遺品整理士の資格は、一般社団法人「遺品整理士認定協会」が実施している「遺品整理士認定研修」を受講することで取得が可能です。
近年、遺品整理に関する需要が高まっていることから、遺品整理士の資格取得を目指す人が増えています。

遺品整理士の仕事をするために必要なスキル

遺品整理士の仕事をするためには、以下のようなスキルが求められます。

■遺族の気持ちに寄り添うコミュニケーション能力
  遺族は悲しみの中にいるため、丁寧に接し、共感を示すことが重要です。

■遺品を丁寧に扱うスキル
  遺品の中には、故人にとって大切な思い出の品が含まれているため、
  細心の注意を払って扱う必要があります。

■体力
  遺品の搬出や清掃など、体力を使う作業もあります。

■法令順守
  遺品整理に関する法令を遵守する必要があります。

遺品整理士を選ぶ時の注意点は?

信頼できる遺品整理士を選ぶことは、大切な遺品を安心して任せ、故人の想いを尊重するために重要です。
以下、遺品整理士を選ぶ際に注意すべきポイントを詳しく説明します。

1.複数の業者から見積もりを取る
   料金やサービス内容は業者によって異なるため、2社以上から見積もりを取り、比較検討しましょう。


   見積内容をチェックするポイントは以下です。
    ・費用内訳:人件費、車両費など各項目の料金が明確に記載されているか確認しましょう。
    ・オプションサービス:不要品買取、遺品供養、ハウスクリーニングなど、
     必要なオプションサービスが用意されているか確認しましょう。
    ・キャンセル規定:キャンセルする場合の料金や条件を確認しましょう。

2.遺品整理士の資格を確認する
   

3.過去の経験や実績を確認する
   実際に遺品整理を行ってきた経験や実績が豊富な業者を選びましょう。
   ホームページなどで顔の案件内容を確認したり、クチコミや評判を調べたりするのも良いでしょう。

4.担当者の対応を確認する
   遺族との相談や作業は、担当者とのコミュニケーションが重要です。
   丁寧で誠実な対応をしてくれる業者を選びましょう。

5.契約内容をしっかりと確認する
   契約書には、重要事項が記載されています。
   担当者からきちんと説明を受け、内容をよく理解した上で、納得してから契約しましょう。

6.不明点は遠慮なく質問する
  遺品整理に関する疑問点や不安な点は、遠慮なく質問しましょう。
  分からないことを隠したり、曖昧な回答をするような業者は信用できません。

7.遺族の意向を尊重する業者を選ぶ
  遺品整理は、遺族にとって非常にデリケートな問題です。
  遺族の意向を尊重し、寄り添いながら作業を進めてくれる業者を選びましょう。

また、知人や友人に遺品整理業者の紹介をしてもらうのも良いでしょう。



まとめ

遺品整理は、故人への敬意と遺族への思いやりが求められる仕事です。
この記事で紹介した情報を参考に、信頼できる遺品整理士を選び、大切な人とのお別れをスムーズに進めていきましょう。

株式会社ホームハンズ

〒658-0044
神戸市東灘区御影塚町1丁目10-7 GoogleMapを見る

  • 神戸市官公庁入札権取得
  • 大阪市入札権取得
  • 大阪府入札権取得
  • 産業廃棄物収集運搬業 許可番号 第077283号
    (運搬会社 : 松本運送株式会社)
  • 兵庫県公安委員会 第631100400018号

引っ越し業者がなぜ終活・相続に取り組むのか?

当社の歴史は、グループ企業のひとつである松本運送株式会社の運送業から始まります。一般輸送というと、荷物を運んで当たり前、終わったら「ご苦労さん」と言われるだけで、私もこれが当たり前だと思っていました。
ある日、お客様の大切な、思い入れのある品物をお届けしたところ、「ありがとう」と言ってもらえました。
私は、その時の「ありがとう」という言葉を今でも忘れる事が出来ず、この「ありがとう」をもっと広めていきたいと思うようになりました。
そこで始めたのが引越業です。
ホームハンズは引越業を始めて38年目に入ります。
私たちは、「親切」「丁寧」「安心」をモットーとし、お客様が喜ばれることを事業とすることを大切にした引越を行ってきました。私たちは、お客様の代わりに、お客様の大切な、思い入れのある家財を毎日、毎日お運びしてきました。
私も当初は引越し現場に行くことも多く、現場から帰ってきたら、「今日はどんなありがとうを言ってもらえたか」という話を、毎日、毎日、当時のスタッフ達と話していました。それは、とても楽しい時間でした。
私は、当時から今でも、お客様に「ありがとう」をどれだけ言っていただけるのかということしか考えていません。

代表取締役 松本 賢吾

引越業に加えリユース業へ

引越は人生においての一つの大きな転機であることを、仕事を通し改めて思うようになりました。
就職、結婚、出産、転職、転勤、大切な人との別れ、色々な場面で引越をお手伝いしてきました。

そんな中、引越の準備中や当日に要らない物が出てくることが多々ありました。
昨日まで使っていた物が要らなくなる。
イコール使える物が「不用(役に立たない)品」になる。
日々こういう現実を目の当たりにし、「使える物を処分するのはもったいない」という長年の思いから、リユース業を始める事にしました。まだ使える家電・家具・食器・衣類などを、当社は必要としている方々へ届けたり、海外の恵まれない方々へ寄付したりすることで、「ゴミ」を減らすことを実現できていますし、またこれによってお客様からの「ありがとう」が増えたわけです。
引越しだけではなく、ご家庭で処分もできず困っている物を、私たちが笑顔で引取り、買い取れない物はお引取させていただく。そこでまた「ありがとう」と言っていただける。
そういう「ありがとう」を追い求めて、今までやってきました。

そして生前・遺品整理へ

そんな中、私の友人の両親がお亡くなりになり、「実家の家財など一式処分して欲しい」という相談が届きました。
私たちは、遺品を「処分」ではなく「リユース(必要としている人、ところへ届ける)」という考え方なので、お茶碗や、使い古しの鍋・食器でも大切にお引取をさせていただきました。 友人が「それを引き取ってどうするの」と聞いてきたので、「全て海外の恵まれない人たちに寄付するよ」と言ったところ、友人も奥様も非常に喜んでくれて、私は「ああ、これなんだ。こういう喜びの声を広めていこう」と改めて思いました。

いくら不要だと言っても、まだ使えるものをゴミにするとお客様は不愉快になる。
当然、私自身もそういうことをしたくないという思いから、まだ使える物は使えるようにする仕組みを構築していこうと、フィリピンやカンボジアへ持って行ったり、海外には持って行けないものがあれば国内の必要な人・ところへ届けることにしました。その結果、今、当社で「ゴミ」というものはほとんどありません。

ただの遺品整理ではない

そして、私たちからすると当たり前のことが、世間の遺品整理業者からすると当たり前ではないことにも気づきました。
私たちは、衣類や、布団まで引き取り、再利用をしています。
機密書類を破棄されたい場合は、溶解処理をして、その証明書を発行しています。
パソコンを手放したい場合も、データ消去し、データ消去証明書まで発行しています。
このように個人情報保護法に基づき、きっちりと行っているのです。

このような活動が、ご依頼主様、そして遺品整理などをご紹介くださった士業の皆様に大変気に入って頂けていると自負しています。

引越業者が、なぜ終活・相続に取り組めるのか

さまざまなご要望にお応え出来るように、
このような終活チームを組みました

  • 遺品整理士
  • 税理士
  • 司法書士
  • 行政書士
終活チーム

生前・遺品整理のプロフェッショナル

代表取締役 松本 賢吾

要は、お客様が安心して頼める会社、そして感動までを与えられるような、そんな会社を私たちのノウハウを活かせば出来るんじゃないかと思ったわけです。
そして、生前・遺品整理をする上で、物の整理や残置物撤去だけではなく、相続や介護サービスなど終活そのものを引き受けられるような事業ができたら、困っているお客様を助けられるのではないか、もっとお客様に喜んで頂けるのではないかと思い、この度、当社の思いに賛同してくださる税理士さん、司法書士さん、行政書士さんをはじめとする士業の皆様と手と手を結ばせていただくことになりました。
私たち終活チームは、これからもお客様からの「ありがとう」を求めて、この終活事業を進めてまいります。

  • 遺品整理士 林 孝至
  • 遺品整理士 永吉 遼
  • 受付窓口 塚本
  • 受付窓口 大西

税務のプロフェッショナル

税理士法人アルマック神戸 粉河様
なぜホームハンズに賛同したのか

ホームハンズさまが「引越」という人生における大きなイベントを担っており、当該イベントにおいてお客さんと接点を持ち、お客さんのニーズをキャッチされ、「少しでもお役に立とう」と懸命にお仕事をされているからです。
また、私はホームハンズさまの顧問税理士であるという立ち位置からも、ご協力をしないという選択肢がなかったためでもあります。

代表松本となぜ仕事をしようと思ったのか

お客さんの潜在的なニーズを掘り起こす鋭い感性に頭が下がるためです。また、私自身が会計という仕事を通じて松本社長とお話しをする機会も多く、上記の終活事業についてご説明を受け、お客さんの大切な家財を「いかに活かす」かといった観点で仕事に取り組まれようとされていることに感銘を受けたのも大きな要素であります。

終活・相続のプロフェッショナル

あんどぷらす株式会社 中川様
なぜホームハンズに賛同したのか

まず、お客様の想いのこもった荷物や遺品を大事に扱っていただけるからです。
特に出来るだけリサイクル(売れるものは売る!売れないものはアジアの諸国に送る!)して、無駄なく次の世代に残していこうとする考えに賛同しています。
そして、実際にお客様からの評判が良いです。
スタッフの方々の仕事が丁寧。特に、経験豊かなスタッフの方が現地で一部屋一部屋全ての荷物を丁寧に確認の上で見積を作成してくださるので、納得の明朗会計で有難いです。

代表松本となぜ仕事をしようと思ったのか

終活・相続を単にビジネスのマーケットとして捉えるのではなく、高齢者やお独り身の方といったお客様のために『何が必要で、何をすれば喜んでくれるか』を『真剣に誠実に』考えて取り組まれているから、一緒に仕事がしたいと思いました。
お客様のために『真剣に誠実に』取り組んでいる士業や他業種の方々と連携して『終活・相続チーム』を編成したい、という熱い想いと強い意欲に惹かれました。